いつも臭いのキツそうな映画ばっか観ておりますが、そんなワタクシめが『もう、しばらくは観たくない!!』と思った映画を何本がオススメしたいと思いまし(・∀・)
自分ではまた観たくないが他人にはオススメするという悪意がミチミチな親切をくらえ|ノェ・)ノ
『失踪』
のどごしの悪い映画を量産している韓国からやってやって来ました、この作品。
郊外にドライブに行ったまま失踪した妹を探す姉のサスペンス映画です。
が、ほぼ郊外の養鶏を営む男に監禁された妹の虐げられた姿が、あまりにも悲惨でサスペンス的要素は明後日の方向です。
小さい檻に入れられ、性的・精神的・身体的に傷付けられるバインバイン(あんまり関係ないが)な妹。
生理で具合悪いと言えば、ケーキの生クリームを塗られ犯され、逃亡を試みてオフェラチーノでチンコをガブッたら、歯を全部抜かれ。
監禁男の歌を延々と聞かされ(ジャイアン・リサイタル虐待)
ボロボロの末に、なんと生きたまま妹をデッカい粉砕機に入れてガーーッ!!
まぁ、そんなミンサーとかで人体をミンチ化する作品は結構ありますが、コレの嫌なトコロが粉砕機でゴリゴリされてる間(背中が削られてる間)妹の意識があるんですわ、泣いてるのよ・・・・キツイこれはキツイ!
コチラの監督さんキム・ソンホン監督、とにかくキチな方々が出る映画を良く撮ってる監督さんで、『オルガミ・罠』ではキチな過保護オンマ(母ちゃん)を、『整形外科医』では、妻の浮気発覚で狂うキチ医者などヨリドリミドリですが、やはりこの『失踪』を激しくオススメです。
『パラフィリア/異形の叫び声』
3作の作品からなるオムニバス映画です、イギリスの監督さん達が頑張って作りました。
サイモン・ラムリー監督狙いで観たのですが、他の監督さんも素晴らしく、捨て回がない素晴らしさ。
その中で『異形の叫び声』をご紹介したい。
クスリに溺れた女が、脱☆薬物!で行った病院で処方された謎の新薬を飲んだ事で巻き起こるテンヤワンヤなんですが(ざっくりすぎ!)
この新薬、元ナチ(もう嫌な予感)のお医者さんが開発したという謎の新薬っていうね。
飲むと発情し、ムッラムラするし、何か変な幻覚まで見えちゃうという、ドラッグよりアレな新薬だった。
そして、この新薬の原材料と言うのは・・・
能力者の男の身体から出る『男汁』(ウオッ!!)
汁男の足の下にあるバケツにポタポタと落ちる色んな汁が溜められソレを採取する。某ドモホルンリンクルの製造過程と似ているネ(*゚∀゚*)b
だが、その汁男もいよいよ寿命がきたので、次の『汁』を搾汁する家畜(?)にと白羽の矢が刺さったのが、女。
コレから頑張って出すダヨ
あーやだ、この白濁と絶妙なトロミ感がねぇ・・・しかも、尋常じゃないこの量!!
量による暴力っ!!キモイッ!!!
が、悲しいかなストーリー的には面白いのでオススメです!
『THE ROOM 閉ざされた森』
精神障害のある息子と病気で寝たきりの妻を森の奥にある屋敷に置いてパパは仕事に出掛けたのだが・・・
寝たきりの妻の世話は介護士さんが屋敷に来るハズだったんですが、精神障害のある息子が愛する母親の面倒をみたいがために、なんと屋敷中の鍵を掛け介護士を締め出してしまうんですわ( ;´Д`)
精神障害の息子に寝たきりの母親の面倒をみるなんて出来るワケもなく。
排便の世話も出来ず、ウンチまみれの母親を綺麗にする為に風呂に入れるが、水風呂に入れたり。
服を着替えさせようと裸に引ん剝いたり。
とにかくチカラ加減がわからない息子に身の危険を感じる母親。
父親、母親に認められたい、健常者になりたいと思いつめて処方されてる薬を辞めた息子はドンドンおかしくなって行く。
そして母親が息子に怯えて『誰か呼んでちょうだい』と、言っても逆に『僕が面倒をみる!』と火にガソリンな状態になり、そして案の定な結末に(; ̄ェ ̄)
母親に息子が近づくだけ背筋に冷や汗がダラッダラになる映画なんて初めてですわ、ストーリーを読んでホラー枠じゃない思いますが、観れば狂気具合でホラー棚に陳列したくなるハズでやんす。
観たくない作品言いますが、観て速攻アマポチした作品です。
これからきっとブレイクするであろ(してくれ!)のサイモン・ラムリー監督の作品。
サイモン・ラムリー監督、先に紹介した『パラフィリア』『The ABCs of Death 』に短編作品で参加してますが、ピンでの長編作品はコチラの『THE ROOM 閉ざされた森』しか発売されておりません。
クセがある作風の監督さんです。しかし、絶対にブレイクすると睨んでる素晴らしい監督さんなんで是非に!
『(500)日のサマー』
コチラはイワズモガナァな有名な恋愛映画です。
が、シャレオツな衣でカラッと揚げてありますが、地獄のような作品です。
失恋の体験のある方には、あの別れる前のあの嫌な気持ちをキッチリ思いださせる体感型映画です。
よくまぁ、こんな残酷な作品を考えついたもんだな( ;´Д`)
ランダムに2人が幸せだった頃と、もう地獄のような頃をバシバシと並べただけなんですが、上手く行かなくなって来た時のシーンがキツイィィ!!
特にこの、まだ未練が残ってる側の理想と、現実の展開の温度差を二分割で展開するシーンに壮大に死にました。
一応は前向きな感じのオチですが、失恋した時の思い出と一緒に、失恋時のストレス数値67.6もぶり返して、観た後はグッタリです。
自分を痛めつけたい方は是非!
今回オススメした映画はチュタヤにもある作品ですんで、体力と気力がある時にどうぞ。
ココら辺も載せたかったが、なんか思い出しただけで雲行きが怪しくなってきたんで、また次回にでも(・∀・)