時代は太平洋戦争中のお話。
デズモンド・ドスは退役したお父さん、キリスト教信者のママンと、弟と暮らして居ました。
退役したお父さんは毎日酒の臭いがするようなクソ親父ですが、まあまあ幸せな家族ですな。
ある日、デズモントが弟とジャレ付いていて、思わずアタマが熱くなったデズモントは庭に落ちていたゴッツイ煉瓦で弟の頭を叩いて怪我を負わせてしまう。
その時にデズモント、こんな事態の時にデズモント、家の中に飾ってある安っすい宗教画の絵に書いてある『Thou shalt not kill』の文字を見てビビビビー――ンッ☆
とショック状態で、自分の中で何かが起きた事を感じるのであった。
そんなデズモントもすっかり大人になりイッチョマエに彼女も居る。
弟も鼻息荒く親の反対を押し切って軍隊に入隊し家から居なくなり。
デズモントも持ち前の優しい心と思いやりがダダ漏れてる、このダダ漏れは軍に入って役に立てたい!!そうだ、衛生兵とかどない?衛生兵に志願しよう!!
そんなワケでデズモントは早速入隊したのだが・・・
いやいや、デズモントは熱心なキリスト教信者。『Thou shalt not kill』を座右の銘(っていうのか?)にしとるのに、戦場で殺っちゃうの?殺っちゃうの??
メル・ギブソン監督の作品を思い出してみよう!
と、ココまでのあらすじにとどめておきます。
というのもいつも紹介している映画と違いキッチリ日本公開日も決まっており、イワズモガナァな作品、しかもアカデミー賞候補になった作品です。
ココまでのあらすじを読んで『おいおい、ino野郎ちょとアクセス数が増えたからって、普通の作品で万人受け狙いか?』と、お思いでしょう。
まぁ、普通の戦争映画ならそう取られても良いですが、コレはあのメル・ギブソン監督作品だという事をお忘れかな?
メル・ギブソン監督が撮った戦争映画ですぞ?(ΦωΦ)フフフ…
普通に観てられるのは前半戦だけ。
戦争映画と言うことで一応は戦争映画のお約束、軍のシゴキのエピソードもあるのですが、ココでこの映画のキモとなるデズモンドの信仰してる宗教が絡んできます。『セブンスデー・アドベンチスト』というキリスト教系の宗教だそうです。
どんな教えかと言うと、人を傷つけない命を大事にしる!土曜日は安息日で休む!!
最初は志願して兵士になったんに、宗教上の理由で 『銃なんて持たないもんね、キッチリ休みは貰いますからねーだっ!』 なんて、どこの ゆとりだっ!って思いましたが、コレまたどんな展開になるかは黙っておきます。
あー、もうねそんなエピソードぶっちゃけ、どーでもいいですわ(え?)
ヌクヌクと尻でソファ温めながら観てれるのココまでなんで(; ・`д・´)b
THE☆地獄絵図!
沖縄編に入りますと見たこともない地獄絵図がオッバジリまります(;'A`)
色んな映画観て来ましたが、タイトルになってるHacksaw Ridge・タカダ高知が目の前に現われた時の絶望感はハンパないでしたね。
もうね、ウンコでいうとイキナリ下痢便全部漏らした状態ですよ。
この絶望感は是非とも大画面の劇場で味わうと良いがな。
そして、戦闘シーンも毎度お馴染みのメル・ギブソン食堂なんで、並盛りでも特盛りです☆
とんでもない戦場の描写です( ;´Д`)オゥッ!
『フューリー』で戦車が進むドロドロの道に埋まってる死体の描写、あれが一面に広がってる地獄絵図。
バシバシと撃たれた衝撃で踊ってるかのように見える兵士達。
雨の様に降る血など。
久々にショックな戦場シーン観れただけで満腹ですわ。
正直あのライアン君を探せ☆の冒頭を超えてます(当社比ですが)
ティーザートレーラーを観てもありえない場面が出て来まして予想はしていましたが
ヴィンス・ヴォーン演じる軍曹がデズモンドと戦場を駆け巡るシーンは予想すらできなかったですヨ(観ればわかる!)
あのシーンだけでも生きてて良かった、この映画を観て良かった思いました、ええ(;ω;)凄いなヴィンス・ヴォーン!
悪い意味でも良い意味でも
真面目なお話ですが、コチラの作品ですが太平洋戦争のお話という事で、もちろんデズモンド達が戦うのは日本兵です。
日本人からみたらビックリするシーンや、酷くないか?思うシーンもゴロゴロ出て来ますんで公開時に日本側の描写について一波乱ありそなかんじですし。
デズモンドが信仰しているSDAについても色々な意見が出る思いますし。
過剰な戦争描写にも色々な意見が出るでしょう。
とにかくあれだ、話題性のある映画と言う事ですね(・∀・)b
公開されたら私もあらためて大画面で観たいので劇場に足を運ぼう思いましたわ。
公開日が楽しみすぐる!!