The Haunting of Sharon (2019)
Storyline
私・・・絶対に狙われてる!!
妊娠中の女優シャロンは、映画監督の夫が海外に出張する間は仲間達と過ごす事にした。
シャロンはついこの間、この家に越してきたばかり。
妊娠中というので神経も過敏になっていた、過敏になっている理由はもうひとつ。
実はこの家、以前は有名な音楽プロデューサーが売りに出した物件をシャロンが買ったのだが。
この音楽プロデューサーと、今話題になっているカルト集団の指導者チャールズ・マンソンとゴタゴタがあったらしい。
その、せいでいまだにチャールズ・マンソンの信者達からと思われるイタズラや、いやがらせの手紙が続いていた。
が、シャロンの仲間から言えば、いやがらせの手紙はしょうがなケドね、シャロンをどうこうしようとか無いよ、ちょっと考えすぎ。
シャロンが動物の死体を見ては大騒ぎ、夜に人の気配がすれば大騒ぎってのはチョット神経的過ぎるよね(笑)
そんな風に言われちゃうとシャロンもションボリだ・・・
そう思ってはいるものの、夜な夜な仲間達と自分と仲間達が侵入者に無惨に殺される悪夢にうなされるシャロン。
私・・・絶対に狙われてるって!!
そして8月9日の夜にシャロンの悪夢が現実のものになってしまう。
チャールズ・マンソンを崇拝する3人が深夜に家に侵入。
捕えられた仲間達とシャロンの運命は?
悪夢通りになっちゃうのかな??
Review
コレは 遺族・・・怒らんの??
案の定シャロンの遺族が怒っていたそうです(やはり!)
はい、今年のビッグタイトルの『Once Upon a Time in Hollywood』で タランティーノもこのシャロン・テート事件の作品を作っておりますが。
コチラは一足お先のシャロン・テート事件モノだね。
シャロンを演じてるのはヒラリー・ダフです、まぁムチムチ可愛い♡
そのムチムチは横に置いといて・・・なぜに上のあらすじから『遺族が怒る』になるか言いますと。
いちおう上のあらすじは、ほぼぼほ実際の『シャロン・テート殺人事件』の流れと同じですが、8月9日の夜までね。
その運命の8月9日までをシャロン側から見た描き方ですな。
この後の展開が遺族に怒りを叩き売ったんじゃないかと(いや、予知夢のくだりも酷いけどさ)。
なんと、シャロンが反撃にでます。
そして、シャロンが犯人を倒します。
・・・・うん、倒すの( ;´Д`)うん。
まぁ、もうひとヒネリあるんですケド・・・火にガソリンでしょう(結果ドカーンといく)
劇中もシャロンが頭湧いちゃったような扱いで進むのも遺族にしたらヒッドイ思いますなぁ。
怒られてもショウガナイでしょう、アプッ!(ダメ!)
シャロン側からみた描き方なので、チャールズ・マンソンはチラッとしか出ません。
このチラッのチャールズ・マンソンの雑というか『チラッと見でマンソンしてればイイから!』のヤッツケ感が凄い笑激でしたね。
まぁ、でもねェ、実際の事件を元にした映画を作らなさ過ぎる日本に比べたら、その遺族に怒られそうな設定でも制作に踏み切った意気込みは買います。
『Once Upon a Time in Hollywood』が公開する流れに乗っかって日本でソフトスルーするかもしれないですが、ヒラリー・ダフを愛でるぐらいの気持ちで観ると良いかと思われますな。
それでは
また来週!(・∀・)ノ
The Haunting of Sharon Tate Official Trailer (2019) - Hilary Duff