『鬱病』→精神疾患の一つであり、症状としては不安感、焦燥感、精神活動の低下、食欲の低下、体重の低下、不眠症などなど・・・
インターネット・スラングとしての『鬱』→気分が落ち込む、嫌な気分になる、惨めな気持ちになる、死にたくなる、手首を切りたくなる、樹海に走りたくなる、などなど、どなどな・・・
今回もまたまたこんな毒にもクスリにもならないような前フリ・タイトルで嫌な予感しているチビッコ達もいる思いますが、またもや嫌な予感的中でごさいやし(・∀・)
今回はtwitterで話題に上がってる『鬱映画』の映画ススメ紹介してやんよヾ(*´∀`*)ノ
ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺
ボルやんこと、みんなウーヴェ・ボル監督の『ダルフール紛争』を扱った、超硬派戦争映画です。
ボルやんだからといって喰わず嫌いはイクナイ!国際ジャーナリストがノコノコとAUにガードされつつ紛争地区の村にやってきて、お約束通り争いに巻き込まれるワケですが。
この村を襲撃するアラブ系武装集団・ジャンジャウィードの凄じき鬼畜の所業。
前半は超リアルなジャンジャウィードの被害にあった村人にインタビューがあまりにも長く『おいおいボルやん、またクソ映画製造機いわれちゃうよ?』と、思いきや後半は物凄い地獄絵図です!
子供、女、手加減無し。レイプ、銃殺、放火、赤子を串刺しにして殺すとかもうホントにつくづくです(›´ω`‹ ) ゲッソリ
善人な行動に出たジャーナリストが無残に、正義を突き通したジャーナリストが村人といっしょくたに無残に殺害される展開(いや、現実にはもっと酷いよ?)に、観てるコッチの心も死ぬ!!
ちなみに、こんな貧困地区に、やけに目元の涼しげな肥えた野ブタが居るなぁ、思ったらエドワード・ファーロング君でした。
シュウシュウの季節
正直言うとだ、タイトルだけでも下っ腹が痛くなるコチラ。
俳優もストーリーも中国が舞台なんにアメリカ製。そして舞台になってる中国では性的描写と政治的なアレで公開されてない言うね・・・もうコレだけで察しの良いチビッ子は嫌な汗タラリでしょ。
下放政策によりクソ田舎に一人送られてきた少女・シュウシュウを預かるオッサンとの交流を通して逞しく成長していく物語・・・かと思ったら、とんでもない物語でした。
親元に帰れる約束の期限がきてもシュウシュウの元には迎えすら来ず、シュウシュウに『帰れる』という餌で釣り、シュウシュウの身体を奪って行く男達。
次々に幼いシュウシュウの身体を弄んで去っていく男達、結果子供が出来たシュウシュウが子供を堕胎した直後でもシュウシュウに跨るクソ男達 ・・・もういい!シュウシュウじゃなく私を抱けっ!腐れチンコ野郎!(全裸ゴロン)と、思う事請け合い。
ココまでも相当ですが、負傷した者は帰れると聞いてシュウシュウのとった行動と結末はさらに。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァ
スゴイ精神的にツライ作品なんですが、もの凄い観てもらいたいという気持ちが混ざり合って頭ボカンな作品なんだ!!ボカンなんだよっ!!もう観れ!!(絶叫)
プラダを着た悪魔
アン・ハサウェイが理不尽な女上司・メリル・ストリープにこき使われ頑張る姿が頑張る女性の応援映画的な立ち位置だっただが・・・:(;゙゚'ω゚'):
当時、働いていた時に観てアン・ハサウェイがプラダを愛用するメリル・ストリープに頼まれて、オシャレにスタバのコーヒー買ってきたりするシーンと、会社のドカジャンを着たオッサンに頼まれてコンビニから『東スポとリポD』を買って来る自分と掛け離れたキラキラさに耐えられない作品だった、もう、この作品の話はしたくない・・(魚死目)
マンホール
ああ、もうこのキャッチフレーズがもう・・・(ヽ´ω`)げっそり
ご存知の通りウンコ(大便)が出てくる映画が好きなんですが、汚物描写が凄いと噂を聞いて下痢便みたさの軽い気持ちで観たのですが、サラッと下痢便ではなく思いがけず硬目な作品だったという゜(゚´Д`゚)゜。ウンコ-
田舎でおきた謎の水質汚染を調査しに妊娠中の妻の反対を押し切り、下水道の調査に一人で凸する配管工の主人公。
そして誤って悪臭漂う下水溝に転落。
汚物たっぷりの汚染された下水溝に閉じ込められてしまう主人公。
真っ暗な下水溝に閉じ込められるだけでもエグいし、次々と流れ込んでくる汚物と死体(観ればわかる)だけでも充分にキツイが、汚染された水にとっぷり浸かってる主人公の身体がどんどん蝕まれ変化して行く悲しみ。
主人公が変わり果てた姿でドブ鼠を食う姿があまりにも悲惨で・・・
古くはデヴィッド・クローネンバーグの『The Fly』最近だと『Mr.タスク』など『人間じゃなくなる系』映画はほとんどが悲しいオチになるよなぁ。もう、前みたいな人間に戻れないんだよぅ!しかも妊婦の奥さんを残して、嗚呼、悲惨すぎる(;ω;)うっ!←もらいゲロ泣き
例によってトゥタヤ、ゲロにひっそりと置いてあるような作品ですが、なかなか精神的にダメージを与える作品なんで、気をつけて下さいな(о´∀`о)b
ハッピーエンドじゃない映画をカジュアルに『鬱映画』と捉えてしまうこんな時代(凄い時代だなw)なんで、私なりに重量級の作品を選んでみましたが、勇気ある方は是非だぜ!!