実際にいた殺人鬼映画。
今回は、実在する殺人鬼がモデルになっとる映画を集めてみました。
さぁ、良い子のみんなが知ってる あの人は居るかな?(о´∀`о)居るかな?
九龍猟奇殺人事件/ディン・チータイ
2008年に起きた実にイマドキの事件です。
母親の再婚で中国の貧困地区から香港に移住してきた女子中学生、せっかくの文化圏に越してきたのに家族仲は上手くいかず経済的にも上手くいかなかった。
そして女子中学生はお約束のようにインターネット出会い系サイトで売りをはじめる。
アイドル顔の女子中学生は上手い具合に金を稼げる事に調子にのり最初の警戒心を忘れ、どんどん大胆にサイトで知り合った相手達と会うようなった。
その中の一人が今回の犯人・ディン・チータイだった。
女子中学生と連絡を取ったディン・チータイは自分の家で女子中学生を買いセックスした後に女子中学生を殺害。
殺害した女子中学生の死体を自宅で解体、細かく出来る部位はトイレに流し、細かく出来なかった部位は重しを付けて海に投げ捨てた・・・そして、それでも処理が出来なかった部位は市場の肉屋に卸している肉に混ぜて処分した!!(イヤァァァァ!!)
■これがザックリした事件のお話です。
その事件を描いたのがコチラの作品ね、パッケージに『香港売春婦殺人事件』と下衆に書いてあり、てっきりハローキティ殺人事件の方かと小躍りで借りて来たのですが、どうやら違ったようで・・・まぁ、どちらも人肉ですが。
コチラがディン・チータイ本人。
この事件で謎だった『なんで肉屋でもないのに、香港の美味しいお肉屋さんのお肉に人肉混ざってるーん?』(香港では古来より饅頭の餡に人肉が混じってる、そんな都市伝説)その経緯(ルート)は、キッチリ描かれてます。
映画のディン・チータイはコチラ・素晴らしい寄せっぷり!
が、やはり女子中学生の『売り』の部分ですが、えらく美談かつ繊細に描かれておるのはイカンね!この『売り』は理由はどうあれ悪い事だ!!キッチリとキツク描かないといかんよ?
あと、アーロン・クォックが物凄い老けていてビビッてもうた・・・私の知ってるアーロン・クォックじゃない!!(イヤヤー!イヤヤー!)
そんなに残酷な描写はないですが、裏街道の汚い雑多な住居地区の映像が綺麗でしたなぁ。
クリ―ピー/松永太
イワズモガナァな『北九州監禁事件』がモデルとなっている作品です。
語り尽くされてる事件なので、私の雑な説明はいらん思いますがな。
そそ、最近読んだこの松永太の裁判の記事の中で、松永太が『通電する際にちゃんとインフォームド・コンセントしました。』の発言がもうねw
お前は笑いの通電装置かっ!?←THE不謹慎
だが、そうは言っても一家まるっと消し去った恐ろしい男よ!!
本物はコチラ、怖い!怖い!!
◼️黒沢清監督が撮ってますこの作品。あくまで『北九州監禁事件』がもとになっとるフィクション。ゆえに登場人物も環境もかなり違いますが。
作品中にチラチラと垣間見れる実際の事件に通じる隠しネタを仕込んでるのは憎いね。
おそらく松永の立ち位置だろうカマキリ先生。
その監禁事件がもとになってる『クリ―ピー』のお話はコチラ↓
チェイサー/ユ・ヨンチョル
2004年・冬ソナブームの影で事件は起こっていたヨン。
2003年の下半期から2004年の夏に掛けてソウルで多発した高齢者とデリヘル嬢殺害事件。
裕福な高齢者夫婦連続殺人の犯人を捜索をしている中で多発するデリヘル嬢が失踪事件が関係してる事実は犯人のユ・ヨンチョルを捕まえてからの自供でさらに鳥肌な事実が発覚する。
『20人殺したった。』
半信半疑だった警察はユ・ヨンチョルが死体を埋めたという場所を捜索すると、ビニール袋に入れられた死体がタンマリ発見された、死体は腐乱が進んでるも、指が無かったり、18パーツに切断されたりと酷い状態で発見された。
本物はコチラ、韓国居酒屋にいそうな顔。
◼️もはや世界のナ・ホンジン監督のデビュー作にして最高傑作の『チェイサー』。
ユ・ヨンチョルの名前は流石ダメだったのか、役名はヨンミンとなってますな。
映画ではこのユ・ヨンチョルが自供した『肝臓を食べた』『脳髄を食べた、生臭くってダメだありゃ』の発言は全く描写されておりません( ;´Д`)
映画ではフランクフルトが似合う男ハ・ジョンウ
しかしながら、その他はかなり事実に近い作品ですよな、ハンマー、ケータイのやり取り、代打で働きに行くデリヘル嬢。
そしてオナジミの韓国警察が何度も下手こいた事など、かなり忠実(キッザニアじゃないんだから真面目に働け韓国警察)。
Jeffrey Dahmer・The Secret Life/ジェフリー・ダーマー
ミルウォーキーの食人鬼!
1978年からオハイオ州で17人もの男性を殺害、殺害した男性の死体を屍姦、解体、人肉食するなど異常快楽殺人の総合商社。
ダーマー宅に警察が踏み込んだ時、冷蔵庫の中には解体された遺体。鍋には遺体とチンコ一本が入っていた。
コチラが本物の人肉シェフ。
◼️ベタですが、ジェフリー・ダーマーを。
ジェフリー・ダーマーを題材にした作品ですが、なぜか今年になってからダーマーの若い頃の作品とか作られてまして、コレがなかなか良かった。
その他だとジェレミー・レナーが演じた作品もありましたな。
全然ゲイゲイしくない映画版ダーマーさん。
時系列にすると『My Friend Dahmer』高校生時代→『Dahmer』1人殺した頃→『Jeffrey Dahmer・The Secret Life』アパートメント213号室・死体まみれ時代となります。
まさに見たかった死体ゴロゴロな213号室時代の作品なんですが、昔の作品しかも低予算作品でして、かなりショボいです( ;∀;)
実際のモノクロの213号室の現場写真を見て期待値上げてワクワクしてから観ると悲しくなるぐらいザツな生首に泣く!
まぁ、でもザ!世界仰天ニュースの再現フィルム感覚で観るとそれなりかもしれません。
アニマルズ/デヴィッド&キャサリン・バーニー
オーストラリアのスーパーマーケットにボロボロの状態の少女が助けを求めて駆け込んで来た事で事件が発覚する。
少女は拉致され地下室に鎖で縛られて何度も強姦されたと言う。
少女の証言で監禁された家を突き止め、そこに住んでいたのはデヴィッド・バーニーと妻のキャサリンだった。
なんとこの夫婦、夫のデヴィッドの異常な性欲の慰みモノとして次々と女性を監禁しては強姦し、頃合いをみて殺害していたのだ。殺害された女性は4人は無残にバラバラにされ山中に埋められていた。
そんなに性豪に見えない御夫妻。
◼️デヴィッドの異常性欲とありますが、1日6射精しないとダメな玉袋だったそうです。そんなんで妻のアソコだけでは小腹が減るので、実の弟のシリアナを犯していたそうです・・・ヤダモゥ(;ω;)ケダモノや!
映画版では奥様が垢抜けとるね。
映画では、恐らくスーパーマーケットに助けを求めた少女の物語ですな。実際の事件ではその少女の前に4人殺されてますが詳しくは描かれてません。
でも、なんとなく何人も殺られてる雰囲気はプンプンしましたが。
映画では妻が監禁された少女を犯す場面で嫉妬ムラムラな描写がありますが、実際は率先して監禁された女性が陵辱される様をカメラで撮ったりとかしてたようで。
映画では妻の描き方が切なく、離れた子供の事など同情しちゃうような描き方でしたが、実際だと自分から子供を捨ててデヴィッドと一緒になり。デヴィッドに殺害用のナイフを差し出すなど、なかなかの鬼嫁です。
結局1日6回射精する旦那は刑務所で自殺しました(; ̄ェ ̄)
まだまだ濃い目の殺人鬼がモデルなってる映画はありますが、とりあえず氷山の一角を紹介してみました。
いやね、海外組の殺人鬼も沢山いますが、今年の日本も映画にして欲しいような殺しっぷりの人々がたくさん現れとるよ?(・∀・)あの人とか、あの人とかw
来年は勇気を出して映画化してくれる監督さん、映画会社に期待してます(圧
また来週っ!(。´・∀・)ノ゙