復習・オラフ・イッテンバッハ監督編
ココ最近のオラフ・イッテンバッハ消費率がウナギノボリだった2018・夏。
前からイッテンバッハ監督作品・・・正直イッテンバッハ監督の作品はお肉の割合が親の仇のように多いので、まとめて観ると胃もたれする。
ゆえに、コツコツと観てはいたが・・・・。
ino(私)は焦っていた。
『オラフ・イッテンバッハ読本を出します。』
うぅぅ・・・コレは、コレはスゴイ!!
モチロンぐ購入は必至だっ!
そして、楽しく読む為には復習が必要じゃないか?(腐っても心配症のA型)
とりあえず、その復習した中からオススメすべき、なるべく日本で出した方が身の為じゃないかと思う作品をご紹介するヨ(・∀・)
とはいえ・・・実は全部は網羅出来ず、いまだに『Familienradgeber 』と『Riverplay』(コレェ!)は観れておらず、『オラフ・イッテンバッハ読本』のそのページだけボロボロです。
1位■ Black Past(1989)
地下室でいかにもな謎の書と鏡を発見した若かりしイッテンバッハ演じる主人公が謎の鏡の邪気に当てられ、頻繁に幻想を見るようになり、どんどん正気を失っていき最終的には?
一時期やたらAmazonが勧めてきたので、イッテンバッハ監督作品と思わず購入して観てビックリした思い出の作品(о´∀`о)
恐ろしきかなイッテンバッハ監督の初監督作品。
初監督作品が素晴らしい監督は色々観ましたが亀頭ひとつは抜きん出てますわ、うーんスゴイ。
内容的には『Premutos』と似ていますが(基本イッテンバッハ作品は同じような展開なのだが・・・)、圧倒的な熱量とイキオイですなぁ。
幻想の残虐な描写は余りにも自由で、観てるコチラが『おいおい、どこまでヤルんだい?イッテンバッハ先生!?』と心配するホドに自由にヤリたい放題w
まぁ、この変身シーンの奇抜さは今観ても安さは感じても古さはあんま感じないし。
ただ残酷描写が続くイロモノ的な作品ではなく(いや残酷描写は続くのだが)、割と綺麗に禍々しい物語としてまとめてあり、とても初監督作品とは思えないです、傑作です。
2位■ No Reason (2010)
幸せなセレブ枠のヒロイン。
可愛い子供にステキな旦那。
なんの不自由もない豊かな生活。
しかし、ステキな旦那かと思いきや差出人不明の手紙に入って居たのは旦那とベビーシッターの浮気写真!
イラつくが、まずは落ち付きを取り戻すべくヒロインは一風呂浴びる事にしたのだが、ついつい風呂で寝てしまいzzz
目を覚ましたら幸せな生活は一変、ヒロインは謎の男が案内する地獄の異世界で目を覚ますのだよ(о´∀`о)
地獄いっても『ビヨンド・ザ・リミット』のような地獄ではなく、ちょっと風変わりな地獄で、色で分けられた各地獄コーナーがあってだな、各コーナーごと謎の男に連れ回されます。
各コーナーで、それぞれ種類の違うコッピドイ残虐行為が繰り広げられるんですが、最初の赤のコーナーから凄いのがキマす(゚Å゚;)
色々なチンコに酷い事する映画を観てきました、この人生。
シンプルに刃物で切り落とされるチンコ、ガラスの棒を尿道に入れられボッキリ(勃起じゃない)折られるチンコ、犬にガブリと喰われちゃうチンコ、『Black Past』でも亀頭に釘打って板に打ち付けてたヤツもありました。
色んなチンコ観てきましたよ、ええ。
そんな私が悶絶したコチラの作品ではチンコをハサミで縦にタコさんウインナーみたいに切るという最悪のシーン!!(´Д`υ)
イデェー!イダイヨー!!
女の私でさえ思わず股間を押さえてしまう!
残虐なシーンはイワズモガナァですが、テンポよく明かされていくヒロインの真実の姿の残酷さも負けてはいなかった。
この展開と前振りへの繋がり方も良く出来ておるね。
凄い好きだな(о´∀`о)
3位■ Savage Love(2012)
昔むかーし、あるところに魔女が居ました。魔女は騎士軍に取っ捕まると無残に殺されるも、魔力で亡者をあやつり騎士軍をミナゴロシさっ!
そんな怖い出来事から200年の歳月が流れ。
マーカスとマークはイソイソと破廉恥なパーティ会場の宿に向かっていた。
そのパーティが200年前から蘇った魔女が主催したパーティとも知らずになっ!
なんだか知らないけど、アンドレアス・シュナースの『トレジャーゾンビ 蘇るテンプル騎士団の亡霊』と勘違いしていた作品(; ̄ェ ̄)
勘違いしてたせいで、あやうく再度観るのを見送るところでした・・・。
直球のコメディ。
死に様もコメディで『いやいや、どう考えてもそんなにならんだろう?』的な散り方をしますw まぁ、それも引っくるめてコメディでしょう(いつもか!)
目玉はやはりプロペラ惨殺装置なんです
が、もうねこのプロペラ惨殺装置を作ってる時からワケわからんもんねw
マッチョ組が一心不乱に汗まみれで筋肉を光らせて作ってるカッコいい絵面で出来上がったのがコレね( ;´Д`)
あの『ゾンヴァイア 死霊大血戦』も成仏した思うよ(人-ω-`)ナムゥ。
4位■ Legend of Hell (2012)
異世界の門を開いた熟女が過去の世界の愉快な仲間たちと異世界の悪魔から世界を守る的なライノベ的なファンタジー。
ファンタジーいいますが、殺ってる様はいつものお味。
ラストの近代の街ん中での亡者達(ゾンビ)vs 愉快な仲間達のバトルは必見だよ、最の高だよw
中世のナリしてチェーンソーや、対戦車ロケットランチャー を使いこなす絵面!
コチラの作品ですが、かなりエンターテイメント性があり、他の作品に比べてソフトな残虐さ(他に比べて)になってるのでソフトスルーしても良さげな作品なんですよね(; ̄ェ ̄)
5位■ Premutos (1997)
邦題『新ゾンビ』です。
このクソブログを読んで下さるチビッコにはイワズモガナァな作品でしょう。
最初のやっつけ的なプリムトスの説明w
うっかり金玉を患って覚醒するイッテンバッハ演じる主人公。その一家の楽しいパーティを肉フェスに変える蘇りしゾンビ達。
なんて素敵絵面だ、ポストカードにしたい!
もうね、考えたら負け映画ですんでね。
昔観た時は例の鼻糞は大した事なかったが、今観たら鼻糞ヤバイわw
最初は水っぽい鼻糞を練る描写がキツイわぁ( ;∀;)
コレとか最高だよなw
一応、5作品を選んでみましたが、その他にも『Dard Divorce』『Garden of Love 』『5 Seosons』。
すでに日本出てる『バーニング・ムーン』『ビヨンド・ザ・リミット』『ハウス・オブ・ブラッド』『ゾンヴァイア』。
中でも『5 Seosons』が凄まじくてピンでブログにしたいと思っとります。
いやぁ、なかなか有意義な復習鑑賞でした。
この素晴らしい機会を与えてくださった『オラフ・イッテンバッハ読本』がすでにお手元にある方もいる思いますが、いやねビックリするクオリティはイワズモガナァなんですが。
地方組にも優しい通販対応も御自分でコツコツと(泣!)
1冊になるぐらいの作品数のほとんどが日本で出てないというのも、なかなかの衝撃。
アンドレアス・シュナースの作品の方が日本に出回りやがってるよ( ;´Д`)俳優してるヤツもシレっと何本も出とるよ!
そして、著者のヒロシニコフさんのTweetで舌の根も乾かないウチに出る増刷・増刷の文字を見ると、知らなかったが水面下にイッテンバッハ監督ファンってウヨウヨと居たという衝撃。
そしてさらに明かされる衝撃・・・
平成4年だとぅ!!!?
オバちゃん、てっきりオジサンかと思ってたよぅ。
怖ろしき若者よ・・・。
興味のある方は是非に購入を!
向こう一年は楽しめる魔の書ですぞ。