Storyline
ココは砂埃が舞う砂漠の街。こんな凄い色の鼻クソが取れそうなこんなヘンピな街にヤッて来ましたセールスマンのサム。
『張り切ってガンバルぞっ☆』
と、早速、飛び込みセールス開始するのだが・・・
どの家も、どこの通りにも、住民の姿が見えないのだが??
だがモーテルのカフェに入るとホカホカのコーヒーカップに、開けっ放しの窓など
どうも人の居た気配がするし、なんか視姦されてるような気がする、ような?しないような??
ヤダナー、ヤダナー、怖いな~ぁ、おや??
ふと夕暮れ時の空を見上げたサムは赤い謎の光りを目にするのであった。
とりあえず、管理人の居ないモーテルに泊まる事にしたサム。
一部屋だけ異様な施錠をしている部屋があるが、あとは全ての部屋は空いてるようだ。
部屋のベッドで考える事は、やはりあの謎の光と、姿がみえない住人達の事。
どう考えてもヘンだわ、こんな時間になっても街の明かりもつかないし。
翌朝、目覚めてもやはりモーテルの管理人も、外にも人は居ず。
付けっ放しのラジオから流れてきたのは
『や~ぁ、みんな元気かい?DJエディがおくるご機嫌なラジオだYO!!本日も、あの少女誘拐殺人の話題をイッテみよう!カモッ!』
えー、やぁだぁ、物騒ねぇ!怖いわぁ!!
こんな不気味な街はさっさと撤収ヨ!!治安も悪いしねっ!
ファッ!?Σ(゚Д゚;)アラマッ!
何この落書き!おcocksuckerですって?酷い!
誰かいるよね?コレ!誰かいるよね!?
胸糞悪い街から出て子供のお土産に買った熊のぬいぐるみを乗せて、ひたすら車を走らせるサム。
が、道の真ん中でヒルズ・ハブ・アイズ式装置で車がパンクというつくづくなサム。
と、思ったら第一村人ハッケ――ン!!しかも警官♡
こんにちわー!!どーも、サムでぇーす!!
きゃっ?!
なんにも悪い事してない丸腰のサムに向けてマジ発砲!
え?ええ???なに?なんなの?!パ、パージなの?!
挌闘の末、サムは若干過剰防衛的にマスクの警官を倒した。
この不気味なマスクの警官のポケットを探ってみると、免許証と謎の手紙。
手紙には
『サムは危ない男・気を付けろ。 DJ☆エディ』
突如ラジオから流れる『少女殺しの犯人はサムだ!!』というDJエディの声!
(||゚Д゚)エェェ?!殺ってねぇし!!
追い討ちを掛ける謎の新聞の記事!!
状況がわからんサムにさらに襲いかかるマスクの集団!
とりあえず逃げれサム!
ウワァァァヽ(`Д´)ノァァァァン!
Review
今回は、ワタクシが胸を張って『傑作っ!』と見込んだ作品を皆さんにご紹介です。
この作品『SAM WAS HERE 』。
あの批評サイトRotten Tomatoes批評家支持率驚異 の 13%!!!(死ね!)
実はコチラ『キル/オフ』というタイトルで9月にDVDスルー致しますんでな。
そんなワケでキッチリとネタバレは(ネタバレいっても・・)しないでおきます、実は『5月の反省会』で取り上げたのですが、どうしても説明のつかない映画で困った作品なのですが。
それもそのハズで『全てが謎のまま終わり・全てが投げっぱなしで終わる』物凄い不気味さが売りの作品なんです。そんなんですんで説明出来る部分しか書いておりません。
4回観て思ったのですが、投げっ放しではなくボンヤリですが物語のオチは見えます(見えない人もいる思う)
ホント謎なポイントが満載の映画でなぁ(この監督さんは絶対にリンチ先生好きなんじゃないかと思うフシがあるねぇ)
・サム以外に登場する人物が全てマスクで顔がわからない(ババアが出て来ますが熱湯を顔に浴びてしまう)だったり。
・サムの女房に電話しても、サムの声が聞こえてないみたいだったり。
・行く先々に置いてある謎のDJエディの手紙だったり。
・サムに追い込み掛けるポケベルだったり。
・襲われ始めてから赤い光に染まっていく街だったり。(この描写はサイレントヒル級の不気味さ!)
・謎の死体は?
・天井になんでフォーク?( ;´Д`)?
などなどどななど・・・
これは、アレですかね?知らない間に開いちゃいけない、オマタと地獄の門ってヤツですかね?それとも、自分の開けちゃいけない門を開いたのか?(ニヤニヤ・・)
DVDリリースされたら観た方々の意見を聞きたいもんです。
キッチリと答えを求める映画が好きな方にはオススメ出来ませんが。
『ヘルケバブ』や『デッド・ノート』リンチ先生の『マルホランド・ドライブ』のような不気味謎オチが好きな方はハマると思いますんでな。
9月2日になったらトゥタヤにGOだぜ!( ´∀`)← (ゲオ派)