2018年映画ベスト10
さぁ、今年も残すところ首の皮0.05ミリほどです(о´∀`о)
今年も一年、数々の素晴らしい映画作品が現れては私を楽しませてくれた数多の作品達よ。
そんな一年の総括っ!
『2018年映画ベスト10』
やりマース(・∀・)b
ちなみに昨年の『ベスト10』はコチラ↓
ベスト①②③・小細工なしの直球でキタ!
1位 エレメンタリ ・鍛冶屋と悪魔と少女
ヒヨコ豆、ヒヨコ豆持って来い!!
2年前に噂になっていた『EL BOSQUE NEGRO 』というタイトルの短編。
15分しかない作品なのに素晴らしく凝縮されたファンタジー映画で短編にしておくのが勿体ない作品でした。この監督はイノ手帳に名前を書いておかねば・・ ・その後何年かたってファンタジー映画専門の映画祭で各種の賞を根こそぎ持って行った作品があるいう記事が、それがこの作品でした。
この作品で昔の絵本で見たような、トランプの絵柄で見たような尾がニョロニョロしている悪魔が逆に新鮮。
バスク地方に伝わる民話を映画化してるんですが、民話のクセしてそこら辺のハリウッド映画より熱く盛り上がるオチ。
そして、2000年代のFFとかドラクエで遊んでいた世代にグッとキタ凝った映像美(デル・トロ監督に似てるいいますが全然似てないよ?)
『EL BOSQUE NEGRO 』から予想していたよりもかなりスクスク育っていた驚き。
作品自体は100点ではないのですが、未来の期待点も含めると100点満点だったコチラの作品に2018年の1位を。
そしてさらに驚くはNetflixで配信されとる事実よ。
2位 君の名前で僕を呼んで
君の名前で僕を呼んで私の名前も呼んで。
まさかのLGBT映画です。このブログで紹介したLGBT系はたいがい血肉飛び散るような作品ばっかですが、『君の名前で僕を呼んで』はアプリコットの果汁飛び散る傑作です。
初恋の相手とは別れるもんで、観始めてから『別れてしまう』に向かうの大前提でストーリーは走って行くワケで、泣ける気構えはしていたのに、美しく盛り上げやがりやがって、気構えはドブに捨てる結果になり号泣でしたわ。
誰もが経験してる大人になる為の通過儀礼だとはいえ、あんな超絶美しきシャラメ坊と、イカツ美形な網浜さんとイタリアの避暑地の風景で見せつけられたら、もうね?
今年、いちばん泣いたこの作品に2位です。
3位 Habit
英吉利喰種(オシエテーヨー、オシエテーヨ)。
母親の死から逃げられないでいた男が、都会にひっそりと生きている食人族の中に入り、家族という形を知る。
『RAW』『マッドタウン』と食人映画がわりと元気な年でしたが。
コチラの同じく作品も食人映画です。
つかみは食人なんですが・・・ひじょうに良い『家族』がテーマの映画です。まぁね、へそ曲がりな私が言う良い『家族』映画なんでね、ちょっとアレですが。
最後はなんか泣けて泣けて『君の名前で僕を呼んで』とは違った涙で、ひたすらサメザメと泣ける作品でした。
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ベスト④⑤⑥⑦⑧⑨⑩・歳のせいか涙腺にすぐキタ!
4位 Upgrade
このアクションシーンは物真似したくなるねー!
強盗に襲われた男は愛する妻と五体満足な身体を奪われてしまった・・・
妻の復讐のために科学者の人体実験に五体不満足の身体を差し出す男。五体不満足身体に移植した特殊なチップで半端なく強くなった男は復讐するために動きはじめる。
今年も沢山のアクション映画がありましたが、飽和状態になっとる強い俳優がひたすら悪(エイリアンや?)をギッタギタンにするタイプのアクション映画の中で、頭ひとつ出ていた作品だと思いますな。
とにかく新鮮アクション映画でした、コレは説明するより観た方がわかる。
おそらく日本でもやるんじゃないでしょうか?いや殺るよ!!てか殺ろーよ!
5位 The Domestics
喰ってから言うな!!
ちょっと流行つつある小規模・世紀末もの。
キメキメのショットが厨二にはタマランかったですなぁ。
感心するのは、この尺で『パージ』『マッド・マックス』『ゾンビ』『ウォリアーズ』の要素を全部ぶっ込んだ闇鍋なのに・・・なに?この美味しさ?スープが美味しい!!人肉??(おっとネタバレ?)
こんな世紀末ファッション、嫌いになれるワケないよ!!
詳しくはコチラ↓
6位 ザ・リチュアル
デブキャラのお約束。
4人の運動不足そうなオッサンがスウェーデンの森に出掛けてキャーキャー言わされる。
かなり酷評が目立つ作品でしたが。酷評ポイントの『アレが良く見えない』トコロがが実に良かった、不気味さでいえばダントツで今年1番だったと思いますね。
テントを開けたら目に広がるトラウマになってる現場が広がったりするシーンが良かったね。
凄い早い段階でデブキャラ・ドムが膝を痛めて他の3人のお荷物になるという、デブの悲しみ(すでに水が溜まってたのかも説)
7位 Wildling
白いモッサリパンツ(処女の象徴)
森の奥でお父さんとアンナはヒッソリと暮らしていた。
お父さんは言う『森には恐ろしい子供を食べちゃう魔物がうろついているんだぞぅ、とっても怖い魔物なんだ。』
狼人間モノなんですが『RAW』と同じく『めざめちゃう』系です。が、この作品のヒロイン・アンナちゃん早い段階で『あ、野生に戻ろう☆』と体内に流れる野生の血(狼人間の)に身をゆだねるんですね。実にリアルじゃないですか?実際、我慢しろ我慢しろ教育で育ってないのでこの展開はシックリきましたね。
また、アンナちゃん(ベル・パウリー)の垢抜けなさが可愛いのさ!
詳しくはコチラ↓
8位 ローライフ
メキシコ・人情紙芝居。
メキシコ名物、臓器売買・人身売買・麻薬売買で稼いでいる悪の組織で汚い仕事をしている元プロレスラーのエル・モンストロ。旦那の医療費に悩むクリスタル、小チンピラのランディとキースが繰り広げるヤイノヤイノ。
底辺の住民による群像劇ですね。最終的に八方塞がりの状態で『悪の組織のボス』で絡む事になる彼等。
個々のキャラクターに愛着が湧いたら群像劇としては成功だと思います、その点で大成功の作品でしたね、特にランディが馬鹿過ぎて愛しかないw
明け透けなグロ描写も良かった点ですな、冒頭からモリモリさばいてますし、
ピニャータが性根にまで浸透しているのでしょうね、頭部破壊祭りですw
9位 ミスミソウ
ウッカリ相場くん☆
東京から引っ越してきた春花は学校で理由もわからないまま酷いイジメを受けていた。そのイジメの矛先が春花の家族に向けられ大事な家族を奪われてしまう。もう許せない、家族の復讐に燃える春花・・・
漫画実写化に微かな希望の光をなんとかっ!
ガッツリとこのウンコブログで紹介した邦画は『クリ―ピー』とコチラの作品だけです。原作とアレが違うコレが違う以前にキチンとした1本の作品としても観れる良作。
原作のラストも泣きましたが、実写版の教室のラストにもやれましたわ( ;∀;)
詳しくはコチラ↓
10位 聖なる鹿殺し
発情ママが作った具なしパスタソース。
心臓外科医の勝ち組ファミリーに忍び寄る老け顔の青年の呪い(なのか??)
観た後にポカーン顔製造機ことヨルゴス・ランティモス監督の作品です。
おそらく考察に持って来いの作品なんでしょうが、私としては基本ヨルゴスの作品はコメディだと思って笑えるか?笑えなかったか?で判断しております。
今回もヨゴの性根が腐ってるとしか思えない皮肉かつ『こんなわかるかっ!?』なギャグで氷点下でしたが(いっつもそう!)とはいえ、今回は息子にオナニーの話しを必死にするコリン・ファレルに息の音が止まるほど笑ったわw
バリー・コーガン演じる老け顔の青年がパスタをたべるシーンがホントにキモイの!!良い映画のino基準『とにかく嫌な気持ち、気持ち悪い気持ちでも、観てる者の気持ちに変化を与える作品は良い作品』の基準で行くと良い作品だったと思います。
今年をまとめると・・・
今年で3回目の年間ベスト10ですわ。
毎年毎年、飽きもせずのベスト10ですが(・∀・)
今年はわりかし世間様に寄り添った感じじゃないかと『君の名前で僕を呼んで』とか『鹿ゴロチ』とかNetflixの作品もランクインしとるし(2017年は酷かった)
とにかく歳のせいか涙腺がガバガバに締まりがなくなってきてて、ちょっと揺さぶりを入れられると泣いてましたね。そんなワケで今回は泣ける作品が多くランクインしとりますな。
今年は新作映画を追いかけ回すのは一旦置いて、気になる作品から関係する作品に流れて行くような感じで作品から作品に渡り歩くという感じの1年でしたな。
脈絡がない雑食チョイスに見えるでしょうが、実はわりと繋がってる(・∀・)かな?かな?
去年より新鮮味、本数は少ないですが調べて探して流れ着いた作品だけに自分の中では濃かった作品を観た1年だったよーな気もする。
とにかく調べれば、調べるほど観たいけど観れない作品がありすぎて、来年も苦悩するでしょう(;´Д`)=3 フゥ
こんな感じで今年・2017年のウンコブログは収める事にしましょう。
今年も公共の場で開いちゃいけないような私のウンコブログを読んで頂いた方々に感謝します(о´∀`о)どうも ありがとね。
また来年2019年もよろしくお願いします。
それでは良いお年をっ!